1年後のプロポーズ
友人とのランチのあと、私はとあるホテルへ向かうため都内から千葉方面へと向かう電車に乗っていた。
つり革に掴まりながら窓の外に視線を投げれば、少しずつ暮れていく空が見える。
電車をひとつ乗り換え、目的の駅に着く頃にはすっかりと日が落ちていた。
歩くこと数分。
「懐かしいなぁ」
目の前には緩やかなカーブを描いた独特な外観のホテルがある。周りにはこの時期らしいイルミネーションが輝いていて、客室に灯るあかりですらその一部となってきれいだ。
去年のクリスマス。
私はこのホテルで結婚式を挙げた。
ここを選んだ理由は、海に近い立地条件と自然の光がたっぷりと差し込んだ明るい雰囲気のチャペルに惹かれたから。
つり革に掴まりながら窓の外に視線を投げれば、少しずつ暮れていく空が見える。
電車をひとつ乗り換え、目的の駅に着く頃にはすっかりと日が落ちていた。
歩くこと数分。
「懐かしいなぁ」
目の前には緩やかなカーブを描いた独特な外観のホテルがある。周りにはこの時期らしいイルミネーションが輝いていて、客室に灯るあかりですらその一部となってきれいだ。
去年のクリスマス。
私はこのホテルで結婚式を挙げた。
ここを選んだ理由は、海に近い立地条件と自然の光がたっぷりと差し込んだ明るい雰囲気のチャペルに惹かれたから。