Only you...
Two.〔海の家。〕
あれから約1ヵ月後.....



あたしは特に何も変わらずに、葉奈たちと接している。



そして、今あたしは大きな荷物を抱えている。



『はいはぁーい。皆、忘れ物はねぇかぁ??水着、忘れても知んねぇぞ~??』



担任の先生があたし達に言ってきた。



そう。今日は前にHRで話していた"海の家"へ行くのだ。



これも一種の課外授業か??



日帰りならともかく、1泊するもんだから荷物が多くて多くて...



グループのメンバーは自由に決めさせてくれたから、あたしは葉奈と一緒になることが出来た!!



「あぁ~、何とかならないかなぁ、この荷物。。。」



『仕方ないよぉ~、舞衣。もうすぐでバス着くらしいし!!』



「う~ン。....ん?バス...あぁ!!!酔い止め持ってくるの忘れたッ!!」



『はぁ!??また忘れ物!??ちゃんと家でチェックして来ないからでしょ!??あぁ~・・・もう取りに戻れないよ??誰か持ってる人に、貰ったら??』



「・・・そぉだね。」



『誰か~、酔い止め余分に持ってる人いないーー??』




葉奈も一緒になって探してくれた。










< 14 / 18 >

この作品をシェア

pagetop