Only you...
~~~~~~約5分後~~~~~~



『お、バス来たぞ~。1組から乗れ~!!』



「げっ!もう來ちゃったの!??」



『うゎ、しかも1組からだって...うちらじゃん。仕方ないよ、舞衣。眠れば大丈夫だって!!』



結局、酔い止めは獲得ならぬ....



”はぁー。絶対酔うし....(*_*;”



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あたし達は観光バスに乗り、何か訳の分からない洋画を見せられていた。



「あ。もぉ無理。ギブギブ...」



あたしはバスに乗って30分も経たない内に、ムカムカしてきたのだ。



隣に座っている葉奈は『酔うの早ッッ!!』と言って、背中を擦ってくれた。



『寝たらいいのに。』



「この状況で眠れると思いますか??」



あたしは口を押さえながら、辺りを見渡した。



”皆、テンション上がりすぎて煩すぎ。”



『無理だね。』



葉奈もあっさりそう言った。



あたしは口を押さえながら、葉奈はあたしの背中を擦りながら、静かに洋画を見ていると....


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