Only you...
そしてあたしは制服を着て、鞄を持ち、すぐに家を出た。



「行ってきます!!!!」



~~~~約30分後~~~~



ガラッ



あたしが勢いよく教室のドアを開けると、完璧にHRが始まっていた。



『おいおい、早川。遅刻かぁ??』



担任が、こちらを見て『はぁ』と溜め息をついた。



「すいません。」



そう言って、あたしはドアを閉め、自分の席に座った。



『早川、寝坊?』



そうあたしに聞いてきたのは、隣の席の桐野。



桐野の方を向くと、桐野もあたしの方を見ている。



ドキっ。。。



「んぇ!??・・あ、うん」



あたしは、いきなり話しかけられて驚きのあまりに、変な声を出してしまった。



『あ、来月に海の家行くじゃん??今、その話してんの。』


桐野はあたしにHRの話の内容を教えてくれた。







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