少年Bのわが街
夕暮れの
まぼろしだったか
桃源郷


あるだけの
もの抱きしめて何もない
愚かなことが
救いのように


紙クズが
投げても投げても落ちてくる
立ちつくしてる
俺に向かって


先生に
フォローされたら泣けてきた
いっそ優しく
見捨ててくれたら
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