少年Bのわが街
猫がさあ、
人間みたいな声で
泣くんだね


順ぐりに
かわりばんごに手を出した
クラスメートの
おびえた顔に


嘘ついた
だから俺らは悪くない
そんな事とか
言い聞かせながら


昨日まで
あるいは幸せだったのか?
彼は必死に
すがろうとしている
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