少年Bのわが街
ひさしぶり
誰かと話した口もとが
卑屈にゆがんで
笑えなかった


教室の
外から見える教室が
こんなにも空虚で
楽しげだとは


生きてることは
なんだかみじめで
嘘みたいだ


永遠に
宇宙に終わりはないように
どこへ行っても
どこへも行けない
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