少年Bのわが街
俺たちの
誠意はひとつも
伝わらず


誰かがこぼした
昼のカレーの食堂の
必死に片づける人
同い年くらい


俺は、ほら
焦っているのか、いないのか
怖いくらいに
見失っている


しおらしく
ひたむきに生きる
そんな感じ
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