切リ取リマスカ?
☆☆☆
放課後になり、大雅はいつも通りサッカー部のユニフォームを持って教室を出て行った。
なんだ、やっぱり部活に出るんじゃん。
そう思い、ホッと胸をなで下ろす。
試合で負けたことで少し落ち込んでいるのかもしれないが、大好きなサッカーを簡単にやめるなんて思えなかった。
「心、今日もサッカー部の練習見に行くの?」
鞄を持った紀子にそう聞かれて「もちろんだよ」と、頷くあたし。
「そっか、じゃぁあたしたちは先に帰るね」
紀子と愛が仲良く並んで教室を出て行くのを見送り、あたしはゆっくりと帰る支度を始めた。
大雅は着替えてグラウンドに出て来るまで少し時間がかかる。
「さて、そろそろ行くか」
あたしは教室の時計を確認して、ちょうどいいタイミングでグラウンドへと向かったのだった。
放課後になり、大雅はいつも通りサッカー部のユニフォームを持って教室を出て行った。
なんだ、やっぱり部活に出るんじゃん。
そう思い、ホッと胸をなで下ろす。
試合で負けたことで少し落ち込んでいるのかもしれないが、大好きなサッカーを簡単にやめるなんて思えなかった。
「心、今日もサッカー部の練習見に行くの?」
鞄を持った紀子にそう聞かれて「もちろんだよ」と、頷くあたし。
「そっか、じゃぁあたしたちは先に帰るね」
紀子と愛が仲良く並んで教室を出て行くのを見送り、あたしはゆっくりと帰る支度を始めた。
大雅は着替えてグラウンドに出て来るまで少し時間がかかる。
「さて、そろそろ行くか」
あたしは教室の時計を確認して、ちょうどいいタイミングでグラウンドへと向かったのだった。