切リ取リマスカ?
確定
翌日、家を出るとちょうど大雅がうちの前を歩いている所だった。
「大雅!」
あたしは声をかけてすぐに駆け寄った。
「心、いつもより遅いな」
時間を確認して大雅はそう言った。
「今日は少し寝坊しちゃったの」
そう言い、ペロッと舌を出して見せた。
「そうだよな、昨日は俺もよく眠れなかったんだ」
大雅にそう言われて、あたしは頷いた。
あたしはぐっすり眠ったよ。
眠りすぎて起きる時間が遅くなってしまっただけなんだけど、それは秘密だ。
2人で並んで登校するなんて初めての事で、なんだかすごく新鮮な気分だ。
家が近いんだからこれからも約束して学校に行けばいいかもしれない。
「昨日帰ってから監督から連絡があったんだ」
そう聞いて、あたしは大雅を見た。
大雅は真剣な表情を浮かべている。
「監督なんの用事だったの?」
「俺が次の試合に出ろって」
「そ……そうなんだ……」
思いっきりガッツポーズをして喜びたい気分だったけれど、必死でそれを我慢した。
「大雅!」
あたしは声をかけてすぐに駆け寄った。
「心、いつもより遅いな」
時間を確認して大雅はそう言った。
「今日は少し寝坊しちゃったの」
そう言い、ペロッと舌を出して見せた。
「そうだよな、昨日は俺もよく眠れなかったんだ」
大雅にそう言われて、あたしは頷いた。
あたしはぐっすり眠ったよ。
眠りすぎて起きる時間が遅くなってしまっただけなんだけど、それは秘密だ。
2人で並んで登校するなんて初めての事で、なんだかすごく新鮮な気分だ。
家が近いんだからこれからも約束して学校に行けばいいかもしれない。
「昨日帰ってから監督から連絡があったんだ」
そう聞いて、あたしは大雅を見た。
大雅は真剣な表情を浮かべている。
「監督なんの用事だったの?」
「俺が次の試合に出ろって」
「そ……そうなんだ……」
思いっきりガッツポーズをして喜びたい気分だったけれど、必死でそれを我慢した。