アオイトリ

学校の王子様

ある日の昼休み。




私とゆきは教室で一つの机をかこみ、昼ごはんを食べている。



すると突然、




「キャーー!」


「輝ー!!」




なんてアイドルを迎えるような声が廊下から聞こえてきた。



「びっくりした…何かあったのかな?…って、どうしたの?」



「まさか輝じゃないよね…」



嫌なことでも思い出したのか卵焼きを掴んだまま箸を止めたゆき。
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