初恋
「うん・・紫月はいつ帰ってくるの?」



なるべく寂しくないように聞こえると良いのだけど・・・



『あと3日はかかる・・・』



「そっか~ 体無理しないでね。あたしの事は心配しないでよいからね」



『葵?』



「なあに?」



『いや、帰ってから話すよ』



なにか言いたそうだったが紫月はお休みと言うと電話を切ってしまった。



紫月、何を言うつもりだったのかな・・・?



なんだか気になって眠れそうに無かった。



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