初恋
夏休みが終わり葵はごく普通の学校生活に戻った。


紫月は忙しくて理事長として学校へ来る事はまれになった。


でも夜はなるべく早く帰って来てくれて話す時間を設けてくれる。


なるべく早くといっても毎晩12時近くに帰宅。


それから小一時間2人は時間を楽しむ。


「毎晩遅くにつき合わせて悪いね」

夜食を紫月は食べながら葵に言う。


葵は紫月の隣に座り紅茶を飲んでいる。


それがほぼ毎日の過ごし方だ。


< 239 / 404 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop