初恋
「・・・紫月・・・助けて」

時計を見るとまだ10分しか経っていない。


一生眠れなくなるのではないかと不安になる。





~~~~♪


ベッド脇に置いた携帯が鳴った。


とっさに手を伸ばして携帯の着信を見る。


(紫月っ!)


「HELLO!」


『葵、いきなり英語で挨拶かい?』

紫月の声が聞けて葵は涙ぐむ。


「い、いきなりだったから・・・」




< 266 / 404 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop