初恋
「葵」
紫月に名前を呼ばれたと同時に抱き上げられた。
「?」
葵はぐらつかないように紫月の首に腕をまわした。
「少しベッドで眠った方がいい」
「眠るんならここでもいいでしょ?」
暖炉の前の事を言っている。
「ここではしっかり眠れないよ」
昼食を食べたばかりなので昼寝をするにはちょうどいい時間。
「でもっ・・・」
一人ベッドで眠るのは怖い。
「ちゃんと傍にいるよ」
赤ん坊を諭すように言っているうちに紫月の部屋に着いた。
紫月に名前を呼ばれたと同時に抱き上げられた。
「?」
葵はぐらつかないように紫月の首に腕をまわした。
「少しベッドで眠った方がいい」
「眠るんならここでもいいでしょ?」
暖炉の前の事を言っている。
「ここではしっかり眠れないよ」
昼食を食べたばかりなので昼寝をするにはちょうどいい時間。
「でもっ・・・」
一人ベッドで眠るのは怖い。
「ちゃんと傍にいるよ」
赤ん坊を諭すように言っているうちに紫月の部屋に着いた。