初恋
さっきまで側にいた親友のアンジーは嘆く葵を見ていられなくてその場を離れた。
ついには平らな墓石の上に体を突っ伏してすすり泣く。
紫月が目にしたのは葵の絶望的で悲痛な姿だった。
小さな身体が悲しみで震えていた。
そんな姿を見て花束を持っていた手に力が入る。
葵・・・
君をどうしたら悲しみの淵から救ってやれるのだろう・・・
ついには平らな墓石の上に体を突っ伏してすすり泣く。
紫月が目にしたのは葵の絶望的で悲痛な姿だった。
小さな身体が悲しみで震えていた。
そんな姿を見て花束を持っていた手に力が入る。
葵・・・
君をどうしたら悲しみの淵から救ってやれるのだろう・・・