初恋
「それくらい知ってるよ」



「俺が葵の保護者なんだ、同じ扱いをされるのは当然だ」



「でも・・・」



「この話はこれで終わりだよ もう着く」



もう着くと言われて葵は窓の外に視線を移した。



葵と同じ制服を着た女生徒や男子生徒が歩いている。



それぞれラインのカラーはまちまちだったが。



車はすでに街中を抜け校内を走っていた。


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