愛恋学園!
ようこそ!2
私は学園の体育館の椅子に座っている。上級生が私達を囲む様に左右に座り、ステージには5人の先輩方がいる。
「一年生の諸君!愛恋学園へようこそ!俺は学園会長・愛宮 紅夜(あいみや こうや)だ」
「紅夜様〜」
女子上級生の歓喜の声があがる。流石にうるさい。
「そこのハニー達、今日の主役は俺でもなくハニー達でもない。一年生諸君だ。…前置きはこれまでにしてこの学園の注意事項を言っておこう。まず、恋をする事さ。愛恋学園は恋の中心。彼氏彼女を作ってなんぼのところよ。まあ、俺はハニー達が可哀想で可哀想でまだ恋をしていない。だが、ハニー達は俺に恋を抱いている様だ。次に、時間厳守。守れない奴など此処には必要ない。次!1階と別校舎は俺達の寮になる。荷物はもう部屋にある。君達の資料に自分の部屋が書いてあるはずだからそれを参考にしなさい。話は以上!」
「学園会長ありがとうございました。これにて愛恋学園の入園式を終わりにします。上級生は一旦各教室に戻り待機していてください。一年生は各担任の後ろにつき教室に移動してください」
(ふぅ。終わった…。あの会長…苦手だなぁ)
「1年5組の皆俺についてこい!」
(…私5組だったか)
{教室}
「5組の担任になった、関原 凛太郎(せきはら りんたろう)だ。歳は25歳交際中だ」
(そんな情報…いらないよ)
「今の時間は…ホームルームか、話す事無いな。じゃあ、皆自己紹介してくれ!たかが10人すぐ終わるだろう。…石崎さんから出席番号順にどうぞっ!」
石崎という人がその場に立つ。
「はっ…はい!私は石崎 愛優菜(いしざき あゆな)です。よろしくお願いします!」
愛優菜が一礼すると後ろの人が立つ。
「俺は、愛宮 青夜(あいみや せいや)。紅夜の弟だ。まあ、俺は彼奴と違ってまともだ。お前らよろしくな!」
(あの会長の弟か…かっこいいことには変わりはないけど…)
「僕は鈴峯 彗(すずみね けい)。よろしく」
(…大丈夫かこいつ。女子か…)
「榊 那美葉(たちばな なみは)。彗と同じ所から来た。人と話す事が苦手とする…よろしく頼む」
「榊 羅維夢(たちばな らいむ)。那美葉の兄。つまりは双子。1年間よろしく頼む」
「富川 刹邏(とみかわ せつら)。沖縄から来た。よろしく」
「長滝 麗楽々(ながたき うらら)!1年間よろしくお願いします!」
「新島 弥子(にいじま やこ)でーす。よろしくでーす」
「福浦 雅琴(ふくうら まこと)。男の子っぽい名前だけどうちは、女子なんでそこの所まちがえないでね!」
(最後…私かぁ…。)
「私は星里 心優莉です。よろしくお願いします」
(短過ぎたよね…)
「皆終わったな!よしよし!後少しでチャイムなるから、鳴ったら寮に戻れ。以上!」
(終わった…くそなげぇ)
「ねぇ、君。僕の事見た事ない?」
「え?確か…彗だよね。鈴峯…鈴峯…すず…ん?まさか、ミケ?」
「うん」
「えぇ!?ミケっ!?ナイナイナイナイ!」
「いやいや…そこまで僕の事否定しないでよ。やっぱり、心優莉だった。よかった。知っている人が増えて…」
「私なんかこのクラスの奴ミケ以外知らないよ。まあ、ミケいて良かったわ」
「僕も」
「おい彗ー、知り合いか?」
「うん。幼い頃ね」
「たしか、心優莉だったよな?」
「うん。君は羅維夢君だったね」
「君付けいらない。羅維夢でいい」
「そう。ごめんね」
「別に」
「人にそこまで冷たく当たるな。羅維夢」
「那美葉に言われる筋合いないし」
「一年生の諸君!愛恋学園へようこそ!俺は学園会長・愛宮 紅夜(あいみや こうや)だ」
「紅夜様〜」
女子上級生の歓喜の声があがる。流石にうるさい。
「そこのハニー達、今日の主役は俺でもなくハニー達でもない。一年生諸君だ。…前置きはこれまでにしてこの学園の注意事項を言っておこう。まず、恋をする事さ。愛恋学園は恋の中心。彼氏彼女を作ってなんぼのところよ。まあ、俺はハニー達が可哀想で可哀想でまだ恋をしていない。だが、ハニー達は俺に恋を抱いている様だ。次に、時間厳守。守れない奴など此処には必要ない。次!1階と別校舎は俺達の寮になる。荷物はもう部屋にある。君達の資料に自分の部屋が書いてあるはずだからそれを参考にしなさい。話は以上!」
「学園会長ありがとうございました。これにて愛恋学園の入園式を終わりにします。上級生は一旦各教室に戻り待機していてください。一年生は各担任の後ろにつき教室に移動してください」
(ふぅ。終わった…。あの会長…苦手だなぁ)
「1年5組の皆俺についてこい!」
(…私5組だったか)
{教室}
「5組の担任になった、関原 凛太郎(せきはら りんたろう)だ。歳は25歳交際中だ」
(そんな情報…いらないよ)
「今の時間は…ホームルームか、話す事無いな。じゃあ、皆自己紹介してくれ!たかが10人すぐ終わるだろう。…石崎さんから出席番号順にどうぞっ!」
石崎という人がその場に立つ。
「はっ…はい!私は石崎 愛優菜(いしざき あゆな)です。よろしくお願いします!」
愛優菜が一礼すると後ろの人が立つ。
「俺は、愛宮 青夜(あいみや せいや)。紅夜の弟だ。まあ、俺は彼奴と違ってまともだ。お前らよろしくな!」
(あの会長の弟か…かっこいいことには変わりはないけど…)
「僕は鈴峯 彗(すずみね けい)。よろしく」
(…大丈夫かこいつ。女子か…)
「榊 那美葉(たちばな なみは)。彗と同じ所から来た。人と話す事が苦手とする…よろしく頼む」
「榊 羅維夢(たちばな らいむ)。那美葉の兄。つまりは双子。1年間よろしく頼む」
「富川 刹邏(とみかわ せつら)。沖縄から来た。よろしく」
「長滝 麗楽々(ながたき うらら)!1年間よろしくお願いします!」
「新島 弥子(にいじま やこ)でーす。よろしくでーす」
「福浦 雅琴(ふくうら まこと)。男の子っぽい名前だけどうちは、女子なんでそこの所まちがえないでね!」
(最後…私かぁ…。)
「私は星里 心優莉です。よろしくお願いします」
(短過ぎたよね…)
「皆終わったな!よしよし!後少しでチャイムなるから、鳴ったら寮に戻れ。以上!」
(終わった…くそなげぇ)
「ねぇ、君。僕の事見た事ない?」
「え?確か…彗だよね。鈴峯…鈴峯…すず…ん?まさか、ミケ?」
「うん」
「えぇ!?ミケっ!?ナイナイナイナイ!」
「いやいや…そこまで僕の事否定しないでよ。やっぱり、心優莉だった。よかった。知っている人が増えて…」
「私なんかこのクラスの奴ミケ以外知らないよ。まあ、ミケいて良かったわ」
「僕も」
「おい彗ー、知り合いか?」
「うん。幼い頃ね」
「たしか、心優莉だったよな?」
「うん。君は羅維夢君だったね」
「君付けいらない。羅維夢でいい」
「そう。ごめんね」
「別に」
「人にそこまで冷たく当たるな。羅維夢」
「那美葉に言われる筋合いないし」