こうなったのは、アイツのせい。



昼休み。


手紙に書いてあった通り、南館3階の西階段に行った。


「やっと来たわね。」


そこには知らない女の人が5人いた。


「あなた達……誰?」


「あたし達?全員大翔のことが好きなの。だから、ひっつき虫のように大翔にくっついているアンタが邪魔なの。ねぇ、大翔から離れてくれない?」

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