王子様だってお姫様になりたい
クリスマスは家族と過ごした。

年越しもテレビを見て終わった。

そんなクラブのない休み中でも大貴のことを1日も忘れることができなかった。

クリスマスイブのことを思い出す度にニヤニヤしてしまって。

自分の部屋にある緑のマフラーを見るたびに大貴を思い出してドキドキしてしまった。

早く大貴に会いたい、考えるのはそのことばかり。

大貴への想いが溢れてきてしまう。この想いを伝えたら大貴はなんて言うかな。

男と呼ばれて泣いていたい少女は1人の恋する乙女になっていた。




そんな少女が勇気をだして告白するまであと4ヶ月…
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