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持てる全ての気持ちを伝え合い、自身にまだ体温が残るような、情熱ほとばしる聖夜を過ごした恋人達はまだいい。 でも、そこから取り残された迷い人にとっての聖夜明けは狂おしい程寂しく、そして一人を感じるもの。 散々遠回りした挙げ句、この世で一番欲しかった物がこんなに身近にある。そんな事を気付かせてくれた、とあるホテルの一室であった出来事は、これから始まる恋物語のまだほんの序章です。寂しいクリスマスの後にならなくて良かった。素敵なお話。