黒猫系男子にご注意です
「.............」
先輩たちの見下すような態度に、蓮夜くんは黙ってしまった。
「あ〜、猫王子ってば、やっぱ図星?
俺たちのこと、怖いんだ?」
「まあ、所詮顔だけだもんね~」
「ねぇ、スズラン姫離してよ。
今からお楽しみタイムなんだからさっ!」
再び蓮夜くんを指さしながら笑い転げる先輩たち。
ひどいっ...!
わたしのせいで、蓮夜くんがっ...!
「チッ...」
えっ...?