黒猫系男子にご注意です


コクっと頷くも、


「ふーん」



「な、なな、なんですか...」



その、面白いものを見つけたような顔は...



「蘭音の弱点、2つ目。」



弱点?



「耳と...高いところ、だろ?」



「やっ...、」


また、耳元で囁かれてしまった。



「だから、尚更無理だわ。」



そう言ってにっこり笑う。




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