黒猫系男子にご注意です
「これで、俺の言いたいこと、やっと
分かっただろ?」
その言葉にブンブンと首を縦に振る。
「まあ、蘭音の可愛い寝顔も見られるし、して欲しいって希望があるなら、俺も全然遠慮しないけど?」
な、なにを言ってるの、この人っ...!
「い、いいですっ!!
結構です...」
わたしの頭はショート寸前。
二度と蓮夜くんの前で寝ないようにしないと....
「よし、じゃあ帰るか。」
何事もなかったかのように、蓮夜くんは帰りの準備を始めたけれど