黒猫系男子にご注意です
「さてとっ!」
顔をペちっと叩いて気合を入れる。
よし、わたしも行こうっ!
カバンを肩にかけて、注目を浴びながらも、早歩きであの場所に向かう。
まだ咲華にはあの場所については話してないんだけど
近々言うつもり。
図書室の扉を開けて、中に入る。
ここの図書室、ほんとに誰も使わないのかな?
まぁ、でもそっちの方が都合がいいや。
快適に勉強できるし!
そして、奥まで進み、ドアを開ける。