黒猫系男子にご注意です



「んっ…、ふぁ…」



前にあの部屋でされたのとは違う、とろけそうな甘いキス。




角度を変えて何度も落ちてくる熱にうまく息継ぎができなくて



蓮夜くんの服をそっとつかめば、

その手を取られて、ギュっと指を絡められた。





「好きだよ」




「蘭音。
マジで、かわいい…」




熱に浮かされたように、何度も名前を呼ばれ、思いを伝えられ、


どうにかなりそうで。





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