黒猫系男子にご注意です


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なんだか体がとっても温かい。


それに、幸せな香りがする。



「んっ...」



朦朧とする意識の中、目を開けると、とけそうなほど、甘い眼差しでわたしを見ている蓮夜くんがいた。



その姿にカッと目を見開く。




あれ、わたし、さっき...



「っ...!」




理解すると同時に、ジワジワと顔に熱が集まってくる。


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