黒猫系男子にご注意です



「はよ。
つっても、あれから10分くらいしか経ってないけど」



「そ、そうなんだ...」



意識とばすなんて、恥ずかしすぎるっ...、



そんなわたしの髪を撫でながら、蓮夜くんはクスクス笑う。



「ごめんな?
俺が激しくしすぎた所為で」



とても、悪いとは思ってなさそうに言われ、




ふたたび、ううっ...と意識をとばしそうになる。




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