黒猫系男子にご注意です
「でも...、」
と、言いかけると、撫でていた手を止め、頬に手を添えられた。
「でも?
その、続きは?」
絶対、楽しんでるっ...!!
けど、その姿にも好きが積もっていく。
ほら、はやくと意地悪な顔で見つめられたら、答えるしかない。
「でも、嬉しかった...、です...
蓮夜くんに好きって言えて」
「こんなに素敵な人がわたしの彼氏なんだと思うと、幸せだなって」
「っ...」