黒猫系男子にご注意です


「まあ、俺は隣の席だから、仕方ないよね」






ははっと乾いた笑い声をあげて、犬飼くんは続ける。





「それにさ…、やれるもんなら、殺ってみろって感じ」






その顔は…




金曜日、蓮夜くんを見ていたときと同じ鋭い視線だった。





「犬飼…く、ん?」





さすがの咲華も、え?という顔をしている。






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