黒猫系男子にご注意です


すべて話し終えると、


はー、とため息をつかれ、ふたたびギュッと抱きしめられた。



「あ、あの...蓮夜くん?」



「ったく、バカじゃねえの?」



「ご、ごめんなさい...っ」



そりゃあ、嫌になるよね...



「わたし個人の問題なのに...」



蓮夜くんに迷惑かけてしまった。



「ちがうだろ」



「え...?」



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