黒猫系男子にご注意です

真実は、驚きのものでした



それから、次の日の放課後。



久しぶりに蓮夜くんと歩く帰り道。



もちろん、手をつないで。



やっぱりいいなぁ...この時間。


離れてみて改めて実感する。



隣に蓮夜くんがいる。


それだけで、とても心強い。



「あ」



「どうしたの?」



蓮夜くんが立ち止まった。



「帰る前にさ、本屋寄ってってもいい?
注文してたもの、届いてると思うから」



「うん?
全然いいよ?」



ふたりで本屋へ向かう。




< 400 / 461 >

この作品をシェア

pagetop