黒猫系男子にご注意です
「俺は好きで好きでたまらなくて、愛してるのにっ...、それを分かってくれないアイツらの方が悪いんだっ...!!!!」
「だからさぁ...、壊したくなるんだよっ...?俺の方が何倍も、何十倍も幸せにしてあげられるのに、他のやつの隣にいるからさぁ!?」
「別れてくれれば、俺の元に帰ってきてくれる、俺だけを見てくれる...っ」
そう言って、狂ったように笑い声を上げる。
「ありえねえだろ...
なんだ、こいつ」
「頭いっちゃってるし、歪んでるし、救いようがないくらい、マジで狂ってる」
俺の隣で奏雅と颯がつぶやいた。