黒猫系男子にご注意です


「お前がいたからっ...彼女は俺の前からいなくなったんだっ...」



「お前がいたから、俺は...っ!!!」




は........?




と俺を見て、文句を言ってくる犬飼に頭の中で何かがプッツンと切れる音がした。



無言で犬飼に近づいていく。



「おい、蓮夜?」



「蓮夜くん?」



奏雅や、蘭音の声が聞こえたけど、俺にはもう何も聞こえなかった。



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