黒猫系男子にご注意です
時刻は午後3時。
「昼も食べたけど、腹減ったし、なんか食うかー」
「あっ!
なら、あたしアイスがいいっ!!」
佐々木くんの提案で、アイスのワゴンに近寄るわたしたち。
「俺は甘いの苦手だから、飲みもんだけでいいわ。夏紀、何にする?」
「ん〜、迷うなぁ...
じゃあ、いちごみるくで」
「相変わらず、可愛いの頼むよな」
「べ、別に可愛くなんかないしっ...!」
と顔を赤くしながらも、嬉しそうな夏紀ちゃん。
可愛いなぁ...
「颯はどうする?」
「俺はダブルにするよ!
どっちも抹茶!!」
「渋っ!!」
佐々木くんのチョイスに素早くツッコミを入れる沙里ちゃん。
微笑ましい...