黒猫系男子にご注意です


時刻は午後3時。



「昼も食べたけど、腹減ったし、なんか食うかー」



「あっ!
なら、あたしアイスがいいっ!!」



佐々木くんの提案で、アイスのワゴンに近寄るわたしたち。



「俺は甘いの苦手だから、飲みもんだけでいいわ。夏紀、何にする?」



「ん〜、迷うなぁ...
じゃあ、いちごみるくで」



「相変わらず、可愛いの頼むよな」



「べ、別に可愛くなんかないしっ...!」



と顔を赤くしながらも、嬉しそうな夏紀ちゃん。



可愛いなぁ...



「颯はどうする?」



「俺はダブルにするよ!
どっちも抹茶!!」



「渋っ!!」



佐々木くんのチョイスに素早くツッコミを入れる沙里ちゃん。



微笑ましい...



< 445 / 461 >

この作品をシェア

pagetop