黒猫系男子にご注意です


「失礼しまーす...」



一応、静かにドアを開けて、中に入る。



「うわぁ...すごい...」




その広さに驚いて、思わず感嘆してしまう。



わたしがやってきたのは図書室。



1回も来たことなかったけど、まさかこんなに広いなんて...



高い天井と、数え切れないほどの本の数。




確かうちの学校の図書室は、他の学校に比べて何倍も広いって前に誰かが言ってたような...



ここなら、静かに勉強できそうっ!!



テンションが上がり、1人でウキウキする。




あれ、でも待って?




なんで初めから、図書室に来なかったんだろう?



勉強ってなったらまずは、図書室を思い浮かべるはずなのに




まぁでも、ちょうど誰もいないみたいだし!




さっそく始めちゃおう!!




カバンを置いて、勉強しようとしたとき



ん?なに、あれ...




図書室の1番奥の方に、一つの扉があるのを見つけた。



< 5 / 461 >

この作品をシェア

pagetop