黒猫系男子にご注意です



「だって...
顔赤いから、風邪なのかと思いまして...」




誰だってそう思うんじゃ...?




違うの、かな?




首をかしげると、大きなため息をつかれた。




「ホント、無自覚。」




無自覚?わたしが?



そしてぐいっと身を乗り出してきたかと思うと



「ただ、お前が可愛いすぎるのがいけねえの。」



ふわっと笑ってわたしの頬に口付けた。



「ふえっ....!?」



「あ~、可愛い。」




< 66 / 461 >

この作品をシェア

pagetop