黒猫系男子にご注意です


司書の人にでも聞いてみる?




って、そういや、誰もいないんだった...



まずここの図書室、カウンターとかがない。



図書委員とか、ないのかな?




一応周りを確認して、また前の扉に向き直った。




中には誰もいないよね?




そっとドアに耳をつけてみるけど、なんの物音も聞こえてこないし...




聞こえてくるのは、風がそよそよと吹き抜けていく音だけ。



開けるのなんだか、怖いけど...



ドアには鍵もかかってないみたいだし



えーーーい!!開けちゃえっっ!!




誰かいたら、その時はその時だっ!!




そう思い、思いっきりドアを開けた。



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