架空ナル世界デ死ノゲーム
後半戦
【結記side】
どのくらい時間がたったのか分からない。
30分たったのかもしれないし、たったの5分しか経っていないのかもしれない。
何となく時計を見てみたら、待ってから20分が経過していた。
……ゲーム終了まで、あと1時間半。まだ半分しか経っていないと思うと、何とも言えない気持ちになった。
リンヤ君も、風に当たることをやめて、イライラした顔でみんなを待っている。
その時。
ガチャリ、と音がして、みんなに緊張が走った。
彩音さんに至っては、日本刀の鯉口を切って、今にも斬りかかりそうな雰囲気をまとっている。
入ってきたその人は、少しだけ目を見開いて、驚いている様子。
「これだけもう、集まっていたのか……」
どのくらい時間がたったのか分からない。
30分たったのかもしれないし、たったの5分しか経っていないのかもしれない。
何となく時計を見てみたら、待ってから20分が経過していた。
……ゲーム終了まで、あと1時間半。まだ半分しか経っていないと思うと、何とも言えない気持ちになった。
リンヤ君も、風に当たることをやめて、イライラした顔でみんなを待っている。
その時。
ガチャリ、と音がして、みんなに緊張が走った。
彩音さんに至っては、日本刀の鯉口を切って、今にも斬りかかりそうな雰囲気をまとっている。
入ってきたその人は、少しだけ目を見開いて、驚いている様子。
「これだけもう、集まっていたのか……」