架空ナル世界デ死ノゲーム


 ……


 変な沈黙が辺りを漂う。


「…協力すべきね。これは」


 そう切り出したのは彩音さん。持っていたメモを破いて、ボールペンで何かを書いていく。



 9つの線が引かれたあみだくじ。


 その先を折りたたんでテーブルの上に置いた。



「2人一組に分かれる。もし敵みたいなのが現れてもいいようにね」


 そう言って、みんな次々に決めていく。


 そして数分後。




「……決まったわね」


 
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