浅葱色の妖
おそるおそる振り返ると、そこにはひと

りの男が倒れていた。



「う、うわあぁぁ!!」



その体から血が流れ出す。



嫌、見たくない…。



私は全力で走り出した。



人がいようといまいと関係なく。


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