やっぱ君じゃなきゃダメなんだな。

新しい生活。

出会い…

私はこの街が好きだった。

窓から見える綺麗な海…

小さい頃によく連れてってもらったなぁとかそんなことを考える今この頃5歳の私。

何でこんなことを思っていたのかと言うと…
昨日の夜の出来事だった。
それは突然、

｢柑奈ーママちょっと話があるんだ。｣と呼ばれ、私は2階でちょうどお絵かきをしていた所お母さんに柑奈ーと呼ばれ、階段を降りて、下まで行った。

｢んー？パパどーしたの？｣

｢おっ！柑奈 ママ 実はな、引っ越さなきゃ行けなくなったんだ。仕事の都合東京にいけなきゃいけないんだ。急でごめんな、｣と言ったお父さんは少し暗そうな顔をして言った。

私は、小さかったため引越しの意味が分からず…

｢ねぇ、パパ引越しってなぁに？｣と首を傾げて言うと、

｢あのね、柑奈この街から離れるってことなの｣とお母さんが笑顔でそう言った。

｢えっ、｣

｢柑奈ごめんな、パパ東京に行かなきゃいけないんだ。だからお前を1人にするにはいかないし、おばあちゃん家に迷惑かけるのは嫌だろう？だからパパとついてきて欲しい、お願いだ その東京で新しい生活始めよう。3人で！｣

お父さんに言われたら仕方ないと思った私は

仕方ないと思いわかったと笑顔で返事をした。

そして今に至る。

はぁ…と小さくため息をついた｡

都会ってどんな所なんだろう…不安だな、、

と思いながら私はいつの間にか寝てたようでお母さんとお父さんに起こされて起きてみると、引っ越しのトラックがついていたようだ。

あぁ…着いたのか…

これからどんな生活が待ってるんだろ…

不安だな…