LOVE&LIFE
「はぁ。やっと髪乾かせた。」

「あざーっす。」

「チャラいな。」

「あー、ゆづ手出してみて!!」

「は?なんで。」

そう言いながらも左手を出してきた。

私は自分の手をゆづの手に重ねた。

「なっ!!」

「やっぱ、ゆづの手はでかいよねぇ。」

私はゆづの手をにぎにぎした。

「…っ!!」

ゆづの顔は真っ赤。

「ゆづ。顔真っ赤だよぉ。」

「うるせぇ。キスすんぞ。」

「なっ…!!」
< 141 / 371 >

この作品をシェア

pagetop