LOVE&LIFE
「知世ちゃーん。」

「あ、やっほー。どうしたの?」

「ふゆを連れてきた。」

「あ、はいはーい。」

そう言うとふゆの目の前に立った。

「小向知世ですっ!!」

「知ってる。あんた『Lover』のメンバーだろ?」

「わー、知っててくれたんだ!!」

そう言って、ふゆの頭を撫で始めた。

「おまっ、なにすんだよ!!」

「何って可愛かったから撫でただけじゃん!!真田君ってカッコイイよね。」

「そりゃ、どーも。」

なんか、仲よさそう。

私がいたらお邪魔かも。

「私、帰るね。」

「あー、うん。分かった!!」

「え、乃莉帰るの?」

「うん。長居したら悪いし。」

「分かった。」

「じゃあね。」

私は知世の部屋を出て自分の部屋に戻った。
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