LOVE&LIFE
お風呂から出るといい匂いがした。

俺は着替えリビングへ向かうとそこには料理が出ていた。

「オムライス…。」

出ていたのはオムライスだった。

俺の一番の大好物はオムライスだった。

「あ、出てきたんですねぇ。」

「乃莉、料理できんの。」

「一応。1人でいる時が多かったですから。


笑いながら言っていたけど。

その顔は少し悲しそうに見えた。

「ささ、早く食べましょう!!」

俺の背中を押しながら言った。

俺は、座って1口オムライスを食べた。

「…うまい。」

俺がそう言うと「良かったぁ。」と言って笑った。
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