LOVE&LIFE
俺は車の前まで走った。

「あ、ゆーくん。…っと、真田君?なんか意外な組み合わせだねぇ。」

「意外って…。」

真田は息が上がってる。

「ふゆ!?どうしたの。」

乃莉が真田の顔を覗く。

「乃莉。もしかして真田女嫌い?」

「「え?」」

2人は声を揃えて言う。

さっきの告白でなんとなくそう思った。

女に触られたとき拒絶するだけなら分かる。

だけど、真田は拒絶した後ガタガタと震えていた。

「なんで、それを。」

真田は小声で言った。

「さっきの見てなんとなくそう思った。」
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