LOVE&LIFE
「じゃあ、次の班スタートして。」

ついに、私たちの順番が回ってきた。

「じゃあ、しゅっぱーつ!!」

杏華が元気よく言った。

どこからそんな元気湧いてくるの。

不思議だわ。

「私一番最後でいいわ。」

「えぇー、つまんないのー。じゃあ、私が一番になろう!!」

私が進んで後ろになったのは自分が驚いてる所を見られたくなかったから。

絶対見せられない!!

馬鹿にされる!!

特にあのチャラ男。
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