LOVE&LIFE
寮まで30分ぐらいかかるのにあっという間に感じた。

「Nono、頑張りなよ?」

「うん!!」

私は車から飛び出して寮へ向かった。

今は不安だった気持ちより早く知りたいって気持ちが大きい。

部屋に着いておそるおそる扉を開ける。

もう、9時半。

明日早いって言ってたから寝てるかもしれない。

そう思いながら開けると机の上にはラップがかかった炒飯とスープが置いてあった。

ゆづが作ってくれたの。

滅多に作らないのに。

あたりを見渡すとソファーでゆづが寝てた。
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