LOVE&LIFE
それから必死でレッスン頑張った。

「いつになくレッスン頑張ってるね。ゆーくん。」

「いつもはだるそうにする癖にさ。」

「そんなこといったらかーくんだってそうでしょ。」

「確かに。」

「ゆーくん、そろそろ休憩しなー。」

「あぁ。」

俺は遼からタオルを受け取って汗を拭いた。

「いつにもましてレッスン頑張るね〜。何かあった?」

「いや、別に。」

「ならいいけど。無理しちゃだめだよ。優弦いつも溜め込んでパーンって弾けちゃうんだから。」

「分かってる。」
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