LOVE&LIFE

この手を離さないように

日本に戻る日。

凌牙さんとの約束のために再びカフェにやって来た。

もう一度来てって言われたけど何時に来いとか言われなかったなぁ。

前と同じ時間に来たけどもしかしてもっと早かったりして…。

俺やっちゃったかも…。

電話してみようかな。

まだ、名刺持っているはずだし…。

そう思いカバンの中から名刺を探す。

「あった…。」

俺はスマホを開き名刺に書いてある電話番号を打つ。
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